眞糀さんは踊りを習っていた

 眞糀さんからお手紙が届きました。

出会ってから2年半は過ぎたかなあ・・・

そして何通のお手紙を頂いた事でしょう。

数えてみたら28通も有って驚き。

二、三か月に一度は届く。

どうされているかなあ・・なんて思ってる頃に手紙が届く。

 

文面はいつも私に対する『絵』の高評価で始まります。有難い事です。

「いつも無理難題に快く答えて下さり有難う。」と、そうそう。綿生地にしか描いていなかった私は、眞糀さんのおかげで、何の躊躇も無くどんな生地へも描くようになりました。

 

麻、絹にも描けたし、薄手のセーターにも描きました。なんども試行錯誤を重ねましたが、眞糀さんがチャレンジを後押しして下さいました。

 

今回のお手紙は、「いつもすみません。喜んで着用しています。他人様が見てほめて下さるので、嬉しいです。私も若い頃はよく盆踊りに参加して、街中を練り歩いたのを思い出します。あの頃の踊り仲間は、、、もうほとんど居ないので淋しいものです。踊っている姿写真を無くしてしまったので、このシャツに3人位さ~と描いて欲しいと思い、、、」

 

翌日電話が入り、更に詳しくお話を伺いました。

写真が完成品です。

 

早速お手元に届いた様で、電話口で大変喜んでいらっしゃいました。自分の思い出に浸り、他人様とのお喋りに花を咲かせる。イキイキされてお暮しの元気の源に一役かっているのでしょうか?私の絵が。