· 

お見舞いの品

     

 同窓生一同から ①

 

 30年振りの同窓会をする事になったそうです。

その集まりを前にして、一人の同窓生が病気で倒れて、同窓会に出席出来なくなった、、、

 

同じ熱意を持って学んだ若き頃。

30年間離れていても、30年振りに出会えば、時間は一瞬で昔に逆戻りして行きます。健康な若き頃に。不思議と。嬉しいものです。

 

同窓生とは言葉の響き通り、今の自分をあの学びの頃に戻して、団結力を持った若き頃の自分と仲間です。

 

『病』も自分の事の様に受け止め、同窓生に何ができるだろうか?と話し合ったそうです。

 

 そして、知り合いからもらっていた私のチラシを思い出して下さった様です。

その「同窓生の飼い猫の写真を送ってもらったので、、、。」と言って、「初めまして、、、」と、我が家まで訪ねて来て下さいました。

 

そして、用意された色紙と帽子に『飼い猫』の絵を描きました。

描き終えて涙がにじみ出てきました。

これで間違っていないんだ!という自己肯定感は、手探りで歩んで来た今までの自分の貴重な財産になりました。