清荒神駅近くの『手作り市』に出店した日の事でした。イベント出店は2回目の経験です。
自分はこんな事しています。
こんな【絵】を描きます。
と知って頂きたく、足を止めて下さった【眞糀さん】とも色々な話をしました。
「ふ~ん。服に絵を描きはるの?内の安べエは可愛いでえ~」安べエと二人暮らしの眞糀(しんか)さんが92歳という事も、眞糀はペンネームで82歳で地元紙を立ち上げた事も。
これから始まるやり取りの中で少しずつ知って行く事になりました。
手作り市でお会いしてから、2日程したら送られてきた『安べエ』の写真は上向き加減の視線を投げかけてます。
飼い主さんは飼い犬の特徴をしっかり覚えています。
「目の上の毛は白くて、耳の毛がピンと長くて、、、
いつも私の座る膝元にちょこんと座っていて、かわいいでえ~」
正に、膝元でちょこんと座っている写真通りに描きました。服のたれ具合で完成品のお顔より歪んで写ってしまいましたが、、、
お手元に届いたと、すぐにお電話が有りました。
数日後、お手紙が届きました。
「嬉しくて、嬉しくて、その日は抱いて寝ました。翌朝から体操に着て行ってますよ。皆も近寄って来ては安べエだって褒めてましたよ。ありがとうございました。」
ご高齢な飼い主さんが元気にこのシャツ着て、朝の体操に行っている。というお話に驚きと,こちらこそ「ありがとうございました」嬉しく思いました。
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